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農本主義、エコロジー、地方自治3

地域の村おこしで成功した事例
にはどんなのがあるだろう。

緑豊かな自然環境と温泉施設、
昭和のたたずまいを持つひなび
た街並みで客寄せに成功した事
例として有名なのが熊本の黒川
温泉郷
である。

単なる環境保全型エコロジーで
はなく、「人手」を介した人工
的自然、イメージとして仮構さ
れ、巧妙に自然生態系に融和し
た環境が意図的に造形
されてい
る。舞台装置を一貫する造形計
画や思想はーー見えざる神の手
のごとくーー隠蔽され決して表
に出ることはない。

庭の草木や建物の木窓の造りに
までいたるデティールへの徹底
したこだわり。街全体を昭和風
のレトロ美学で統一しまとめる
にあたっては、実のところ、地
域の開明的英知とでもいうべき
強いリーダーシップと、いずれ
都会に住む大勢の人たちが、高
度経済成長下の企業戦士といっ
た己の立場に疲れ果て、鎧兜を
脱ぎ捨て魂の飢餓状態を癒しに
ここを必ず訪れるだろうという
確固たる先見の明が存在した。

田山花袋の「温泉めぐり」に出
てくるかのごとき、昭和の文豪
たちが、執筆のため訪れ、温泉
地に長逗留しながら続けた自身
の創作過程それ自体がすでに物
語であり文学であるに違いない
ロマンチックな風情がここに存
在している。

私の知る限り、この種の文学的
情緒を感じる場所としては、
崎紅葉が逗留した栃木の塩原温
泉。竹久夢二が訪れた会津若松
の東山温泉
といったところか。

大勢の観光客に夢と癒しを提供
する黒川温泉郷は、全国各地の
温泉観光地から学習すべき手本
商業的成功事例として着目され
今日へと至る。教訓は実に豊富
である。

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農本主義・エコロジー・地方自治2

地域がその地域特有の独自性に
根ざした、磁石のように強く人
を引きつける吸引的魅力を発揮
するためには、自然景観の美学
的特性や地場産業といった地域
の持つ(深く特化した形での、
根源的に代替不能な
)商品特質

を、そこに住む人たち自身が十
分理解し認識し、その体験的認
識を基にした価値観を他の人た
ちと(対他的)戦略的に共有しえ
ているのか否かといったことが
一つバロメーター(測定基準)
となってくる。

地域の開明的知性の欠落を示す
具体的事例として、全国いたる
ところにある話をひとつ挙げて
みる。稀少生物種が共棲可能な
ほど豊かな自然生態系に恵まれ
し村落があったとする。深緑の
山々と景観的にぴったり合致し
た川が流れていて、その透明度
は全国有数のすばらしさ。鮎を
はじめとする川魚も豊富にとれ
る。観光や慰安のみならず景観
撮影も兼ねカメラ片手に愛好家
たちが次々来訪する状況。

「こりゃあお金になりそうだ。
もっと観光客が来てほしい」

と思った村落の人たちが、村お
こしと称し、場違いな事業計画
のもと、総額5億円も投入して
血まなこになって奔走した挙げ
句、川の景観を台無しにする奇
っ怪な鉄筋コンクリート製の橋
をかけるといった愚行的事例で
ある。




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農本主義、エコロジー、地方自治1

農本主義、エコロジー、地方自
治とか、地域の魅力とか、民俗
学その他、伝統的村落共同体の
魅力を、学的蓄積の援用も借り
つつ雄弁に、時に文学的に物語
る論者たちは昔も今も数多く存
在した。

私個人もどちらかと言うと、柳
田國男や柳田の影響を色濃く受
けた吉本隆明の一部の著作、宮
本常一などから多くを学んだ。

権藤成卿や橘孝三郎のそれこそ
が村落共同体と密接に関連する
ところの「社稷」概念に今でも
強い憧憬的共感と興味を有する

世間的にはごく特殊な私の職種
(霊能者=霊媒師)に深刻な悩
み事を打ち明け、霊感・霊視鑑
定を依頼してくる人たちの中に
は、閉鎖的な村落共同体におけ
る人間関係の煩雑さから半ノイ
ローゼ状態となって電話をかけ
てくる人たちも多い。

自治会の活動に伴う排他的閉鎖
的しきたりや、相互に監視的な
目の視線、暗黙のうちに水面下
で織りなされるドロドロした足
の蹴り合い腹のさぐり合い陰湿
な中傷合戦、プライバシーへの
過度な干渉という場合もあるし
逆に「公共ごと」が明晰に論理
的に語られぬ開明性の欠落
とか
比較優位を許さぬ暗愚な者ども
の嫉妬深さ、その次元の低さや
どんぐりの背比べ的世間への嫌
悪感や絶望感といった場合もあ
る。

本来地域とはどうあるべきなの
か。




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国際紛争の解決法1

価値観の根本的に異なる異民族
どうしの争い、歴史に起源を有
し、潜在的埋蔵資源等複雑に利
害の錯綜する地政学的要因及び
対立点を遠因とする国際紛争・
偶発的武力衝突を生じかねない
「今そこにある危機」といった
問題をいかに解決へと導くか。

まず第一になすべきは、危機を
危機たらしめた地政学要因の構
造分析とそれにまつわる情報収
集及び価値ある情報へと濾過さ
れたものへの正確な理解と認識
の共有
である。

紛争の根本にあるものが地下資
源だとした場合、その埋蔵量は
一体どれくらいのものか。紛争
の火種となっている地政学的要
因の帰属問題という実に厄介な
「部分が全体を振り回す」政治
力学にもとづくサバイバルゲー
ムを手をこまねいて放置し、誰
も「火の中の栗を拾わない状態」
つまり抜本的に解決しようとせ
ず、そのまま紛争へと至った場
合、相互の経済的損失はどれく
らいの規模となるのか。







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ヒトラー主義・ナチスから学ぶということ

ヒトラー

ナチスから何かを学ぶという場
合、ヒトラー主義=ナチス=異
常性・アブノーマルという認識
構造において「レッテル貼りす
る側」も「レッテル貼りされる
側」も残虐非道な政治的突出・
許されざる非倫理的逸脱(犯罪
的行為)の要素が他者の側にこそ
あって自分の側には絶対に無い、
だから相手こそが異常なファシ
ストの一味であって自分はそう
ではないという「自己正当化の
論理
」を強固に保持している

いう点では共通している。

アウシュビッツ・・・あんなこ
とにはならない、自分たちは、
そんなことは絶対にやらない、
あんなことをしでかす連中は、
異常者か犯罪者の類縁であって
我々自身は当然のこと、仲間や
近親者にその種の規律破りは一
人もいない、従って・・・・

という実に「おめでたい」理想
主義・ドストエフスキーがいみ
じくも「地下生活者の手記」で
形容したごとき完璧無比な「水
晶宮」に関する潜在的な信奉者
なのである。

近代の歴史の展開は、かくのご
とき理想主義的人間性善説が無
惨に崩壊し、ロベスピエールや
トロツキーではなく、ジョージ
オーウェルやドストエフスキー
こそがまさしく透徹せる政治的
予言者であったことを示してい
る。







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右翼政治思想とアジア主義

大川周明閣下
大川周明や北一輝、石原莞爾と
いった戦前の右翼イデオローグ
に顕著に見てとれるのは、視野
の広い、内容豊かなアジア主義
の視座
といったインターナショ
ナルな政治思想であります。

ひよっとしたら、アジアとの深
き連帯といった指向性は、新旧
左翼の凡百なイデオローグたち
などよりもはるかに顕著だった
かも知れない。(菅孝行などは彼
自身が反天皇主義の左翼である
にも関わらず、そのことを明確
に認めていた。菅は右翼思想
をかなり詳細に勉強していた。
「反昭和思想」など)

満鉄のイデオローグだった橘樸
の古代中国研究とか、武田範之
の立案せる朝鮮政策、権藤成卿
の古代日本及び朝鮮半島との交
流史研究などは、今でも参考に
できる学的蓄積と政治哲学とも
形容すべき奥深き研鑽に満ち満
ちている。

中国の政治体制や朝鮮半島に関
する諸問題につき、日本と彼ら
との間での火花を散らすがごと
き意見のぶつかりあい、根本か
ら異質の価値観どうしが相互に
織りなす鋭角的批判とさらなる
重層的議論
はーー歴史的資料の
明示と一つ一つの緻密な検証を
伴いつつーー必要だと思うので
あります。

しかし、右翼を名乗るのである
以上、権藤成卿や武田範之ぐら
いは読んでおくのが常識という
もの。これを共有財産にできな
いのであれば右翼とは言えない
単なる悪質な排外主義へと転落
するのみだと思うのであります。

参考文献)

滝沢誠氏による以下の研究が
参考になります。

『権藤成卿覚え書』滝沢清司 
『権藤成卿』 紀伊國屋新書
『評伝内田良平』大和書房 
『近代日本右派社会思想研究』
論創社 1980
『武田範之とその時代』
『権藤成卿その人と思想
昭和維新運動の思想的源流』
ぺりかん社 1996







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