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大川周明を基礎とせし外交哲学は可能か



本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴け
ます)

ピンキーとキラーズ
星空のロマンス


土曜日はいちばん

涙の季節

ピンキーとキラーズは、個人的
に昔から大好きでありまして周
期的にのめり込むという感じで
す。ピチカートファイヴなどに
も大きな影響を与えています。
今聴いてみても違和感なくおし
ゃれな感じがする。歌謡史に残
る偉大なグループだと思います

さて本日のテーマ

元外交官の東郷和彦氏が最新の
「表現者52号」の対談にて述
べておられるように、中国の台
頭という良くも悪しくも巨大な
地殻変動とも称すべき世界史的
変異的事象が現在進行形で起き
ている最中に、日本が独自外交
を進めるにあたり、その基盤と
なるべき世界観において単なる
西欧的価値概念の二番煎じ・ア
メリカ追随型の薄っぺらな価値
観外交を語っていたのでは、中
国とも欧米とも違うインパクト
ある日本の独自文化の持つ魅惑
的磁場
・世界へと向けた吸引力
ある代替不能な情報発信・伝統
美学としてのヴァナキュラーな
訴求力等を発揮し得ないのであ
ります。

あくまでも私個人の考えですが
日本独自の価値観を表出するに
あたり、その有力なヒントたり
うるのが大川周明のとりわけ戦
前に織りなされた思想的営為で
あります。

日本史の概観「二千六百年史」
で大川が述べております歴史的
観点、つまり日本文明形成にあ
たり「正しい理想」「方向性」
とも呼ぶべき独自の編纂作業が
明らかに起源の異なる別個異質
の文化的遺産をして「日本化」
とへと発酵・変容させ、しまい
には模倣が単なる上滑りの模写
でなくなる、つまり純固として
日本にしか存在しない濃密な個
体的要素=他者文明を媒介とせ
し競合的創発文明
へと高めてい
った。

異次元世界としての異文化・異
文明との古代から中世・近代へ
と至る交通関係・緊迫や葛藤の
混じり合う複雑な対抗形成プロ
セスにおきまして、日本独自の
文化・文明の創発にあたり、そ
の触媒として何が本質的に重要
であったのか、なかったのかそ
の歴史的洞察と解析作業にあた
り大川周明の展開した史的論述
の数々はーー岡倉天心から多大
なヒントを獲得しているとはい
えーー天才的ひらめきに満ち満
ちております。

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政治的バランサーとしての日露関係



本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴け
ます)

林原めぐみ
Successful Mission


林原めぐみさんは、声優として
とりわけエヴァンゲリオンの綾
波レイ役として有名ですが、歌
い手としましてもすばらしい技
量の持ち主であります。林原さ
んのラジオ番組「トウキョウブ
ギーナイト」を昔よく聴いてい
たものであります。

もう一曲

クリスマス 林原めぐみ

林原めぐみさんのクリスマスメ
ッセージ


さて本日のテーマ

プーチン・安倍の時代となって
日露両国の長年の懸案事項であ
りました領土交渉はーーまだ多
くの難問と議論が横たわるとは
いえーー水面下で加速度的妥結
へとむかいそうな気配でありま
す。東郷和彦氏、佐藤優氏、鈴
木宗男氏など先達の苦労が時間
差をへて今やっと実を結ぶかの
感じであります。


原油や天然ガス、鉱物資源をは
じめとする一次産品を売りたい
ロシアと東日本大震災及び福島
の原発事故をへてエネルギー資
源獲得にあたりリスク分散をは
かりたい日本との間に相互の需
要と供給に関わる利害関係の一
致という状況が出てきている

周知のごとくアメリカのシェー
ルガス革命が追い風の第一源泉
であります。

同時にロシアの内部事情としま
して、極東シベリア全域にわた
る極端な人口過疎問題があり、
そこへ隣接する中国から合法労
働者及び不法労働者の大量移入
という問題が派生しており、ロ
シア人労働者と中国人労働者と
の間で仕事の争奪をめぐる紛争
とかも頻発している様子です。

武力侵略とかでなくいつしか大
量の流民の浸食により、長い時
間をかけ除々に極東シベリアが
中国化されていく、その巧妙か
つ暗黙裏の不動産時効取得が大
規模な形で既成事実化するので
は?みたいな、韓国の済州島に
て目下進行中の事態が極東シベ
リアでも同様に起きつつあり、

これら中国に関連する地政学的
脅威に彼らは今のうちに何とか
対処していかねばならない。

昨今における北朝鮮の政変と羅
先特別市(経済特区)への政治力
学的影響関係が中国の旧領土で
あるところのウラジオストック
あたりへと複雑に波及する可能
性も否定はできない。領土的野
心というよりか力学の問題であ
りまして、中国東北部はもっと
安全な貿易港を確保したいのが
明らか。もちろん武力侵略とか
でなく先述したところの時間を
かけた巧妙な合法的既成事実化
とかが考えられます。

ロシアは本当のところ中国と戦
争したくないけれどもリスク分
散をはかりたいとも考えている。
中国を怒らせるような日本との
準同盟関係は避けたいが、ロシ
アにとって日本はバランサーた
りうる格好の政治的位置
にあり、
同時に日本にとってのロシアも
ーーベトナムや台湾・フィリピ
ン、モンゴルほどではないにせ
よーー重要な位置にあると言え
るのであります(続く)

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日本を取り巻く地政学的現況



本日の曲
(文字をクリックすると音楽が
聴けます)

The Ventures -Lonely Girl

ベンチャーズは現場の元肉体労
働者出身であり、職人さんたち
に共通する律儀で丹念な勤労精
神という美徳があるのだと思い
ます。演奏も気合いが入ってお
り完璧で磨きぬかれた感じです

さて本日のテーマ

韓国経済もウォン高で失速寸前
マスコミへの露骨な迎合=大衆
追随主義に始終し、その挙句当
のマスコミ自身からすら辛辣な
批判を受け、独自の政策理念が
打ち出せない朴槿恵大統領
では、
その政治手腕につき明らかな限
界が見えてきた感じ。

一世を風靡したサムソンも新機
軸を打ち出せず、ソニーの強力
な反撃に合っている。現代グル
ープも世界最強とも称される強
すぎる労組の悪影響を受け総体
として見るならば没落のプロセ
スにあるみたいです。

北朝鮮もあのように不安定。金
正恩の権力は一時的になら強化
されたように見える時期が続く
も、長期的に見るならば彼らに
とって最も頼れる庇護者であっ
た中国人脈を粛清したとあって
は経済的苦境に立たされるのは
必至。投資家の誰しもがあんな
危険な場所に投資しようとは思
わないでしょう。

ロべスピエール、ダントン、マ
ラーと比較するのもおこがまし
いが恐怖政治はいつしか恐怖政
治によって復讐される。今回処
刑された張成沢氏も少し前まで
は、逆に処刑する側として恐怖
政治の執行人兼演出家だった。

近い将来おそらく金正恩が最も
信頼する軍か保衛部の中から反
逆者
が出てきて或る日突然彼は
暗殺される可能性が高い。

すべてが終息した後、かのデズ
ニーランド男、金正男に人畜無
害系オタク特有の出番つまり調
整役としての和平的役割が回っ
てくる可能性
があります。中国
の傀儡という限界は出ないでし
ょうが、敵を作らないこの男特
有の資質はそれなりに高価値。
(ただし身辺警護に気をつけねば
そこに至る途中で金正恩の指示
にて暗殺される危険性あり)

中国も共産党独裁政権の弊害が
顕著でしてウイグルやチベット
の民族問題や官僚の腐敗、バブ
ルの崩壊、社会格差等の深刻な
問題群をかかえうまく行ってい
ない。運転手つき医師つきで長
寿の傾向にある「うるさ型」の
長老たち及び能力的に近接しす
ぎた強剛ライバルたちに囲まれ
習近平の権力基盤は未だ脆弱。
危機管理能力も疑問です。

日本の周辺は一触即発の火薬庫
なのでありまして、自然災害も
含め何が起きるか分からない状
況であります。日本はこれから
どうすべきか。

これからの日本の国益という観
点からその地政学的需給関係が
相互に一致し、重要なパートナ
ーたりうるのはーー同盟国とし
てのアメリカを除けばーーロシ
アかも知れない
と私は考えてお
ります。資源を供給する側と買
う側との関係のみならず安全保
障上の関係も重要
となってくる
のは理の必然(続く)

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第二権力の生成とその粛清ーーその2



本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴
けます)

SWANEE
江利チエミ、
原信夫とシャープス&フラッツ


竹中労さんは美空ひばりの信者
でしたが、私個人としましては
実のところ江利チエミが大好き
なのであります。この方も天才
的な歌い手だと思います。

さて本日のテーマ

朝鮮半島は、古来より独自に発
達した儒教の影響が濃厚に染み
着いた土地柄であって、長幼の
序を尊ぶ傾向が強いのでありま
す。そこへ金正恩みたいな異常
児が出てきて、自身の後見人で
あり、はるかに年長者の張成沢
氏をあんな非礼かつ過酷な目に
合わせた。政治的理由はさてお
き、金正恩は、仁義礼智に反す
る、恐怖政治を至上価値とする
人物であって表面上はともかく
水面下での敵は多いと見るべき
でしょう。指導者としても未熟
かつ経験不足でありまして現実
政治的マキアベリズムの側面か
ら見ましてもチェザーレ・ボル
ジアみたいな人物ではありませ
ん。賛否両論ありつつもマキア
ベリを深く研究していたムッソ
リーニみたいな英雄肌でもない

それにしても今回、金正恩の尋
常ならざる激怒ぶりの謎を解く
鍵は一体どこにあるのでしょう。

最高権力に挑戦しようとした
という彼らの機関誌による解説
に重大なヒントが潜んでいます

張氏が中国と独自の太いパイプ
を持っていた事実及び金正恩を
間近に観察し、このままではこ
の国が持たないと考え、中国の
指導層や軍部と密かに共謀した
ところの手の込んだクーデター
計画を練っていた可能性
があり
あと一歩というところで内部の
裏切り者ーー通報者がいてそれ
を敵対派閥をも含む北朝鮮の軍
部にキャッチされた。

中国は、対外的外交カードとし
て北朝鮮を政治利用していた訳
ですが当初犬を飼っていたつも
りが、将来自分たちに反抗し、
寝首をかく危険性の高い、核で
武装したところの、凶暴な虎

育てあげてしまったことに或る
日突然気がついた。

表面上は平静を装いつつもその
深められた中国当局の危機意識
が張氏と結び合い金正日の長男
である金正男を後継指導者とす
るクーデター計画が出来上がり
つつあった
のではないか。

二・二・六事件の際、激怒した
昭和天皇が、その背後に秩父宮
の影を見ていた歴史的史実から
類推する私のあくまでも憶測で
あります。

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第二権力の生成とその粛清



本日の曲
(文字をクリックすると曲が
聴けます)

Osmond Brothers
-Movin' Along

オズモンドブラザーズは、私
がごく幼少の頃、TVでやって
いたアンディ・ウィリアムズ
ショーで見た記憶があります
日本の沖縄出身のグループ、
あの古典的に有名なフィンガ
ー5に影響を与えており、な
かなかすばらしいです。

さて本題。

第二権力の生成とその粛清

北朝鮮で執行された例の粛正事
件、ごく普通の感覚を持った一
般の人たちから見ると背筋が凍
る類の恐ろしい異常な話かも知
れません。しかし、世界史・日
本史を問わず歴史をひもとけば、
第二権力の生成を第一権力がい
ち早く察知し未然に粛正した事
は数多く枚挙にいとまが無い
ほどであります。

ヒトラーが、SA(突撃隊)最高指
導者エルンスト・レームとその
幕僚たちを粛正した時、ドイツ
の伝統的国防軍をとるか、忠誠
心は高いがアナーキーな準軍事
組織である突撃隊をとるか、ぎ
りぎりの二者択一を迫られ、苦
渋に満ちた政治的決断の結果だ
った

レームは、クリスチャン・ウェ
ーバー博士やヘルマン・エッサ
ーら初期の同志たちと並び、ヒ
トラーが「俺・お前」で呼び合
える数少ない親友の一人でした
(ヒトラーお抱えの建築家で後に
軍需相も務めたアルバート・シ
ュペアーの回想録による)

レームは、軍事学上におけるヒ
トラーの教師でもあり、ナチス
党第二の実力者として、ヘルマ
ン・ゲーリングやヒムラー、ゲ
ッペルスたちのライバルでもあ
りました。やむをえない決断を
したとはいえ、ヒトラーがレー
ムや取り巻きの幕僚、突撃隊そ
のものを愛していたのは確かで、
ギリギリまで苦悩し続けたのは
まぎれもない事実であります。

しかし、一旦決断して後の行動
は冷酷非情にして迅速だった。

レーム粛正事件の後「まるでギ
ャングみたいな所業であり一国
の首相とは思われない」と批判
したイギリスの高名な歴史家ア
ーノルド・トインビーをヒトラ
ーはベルヒガスガーデンの山荘
に招待し、約2時間にわたり、
歴史上の事例に立脚した持論を
滔々と語って聴かせたという。
(アーノルド・トインビー回想
録ーー交遊録による。トイン
ビーはヒトラーの該博な歴史
的知識に驚嘆している)

レームが粛正された最大の原因
は、ドイツ国防軍と突撃隊との
確執でしたが、もう一つ要因を
挙げるとするならば、レームの
持つ超過激な政治思想という側
面もあります。ナチス党内最左
翼とも称すべき、共産主義と紙
一重の革命思想を信奉し、第二
革命の必要性を強硬に唱え続け
ていた。柔軟性を欠くという以
外では、実のところグレゴール
シュトラッサーやゲッペルスと
非常に近かったのであります。

第二権力の生成と粛正というテ
ーマに関連する事例としまして
は、スターリンとトハチェフス
キー元帥との関係、ブハーリン
カーメネフの粛正、トロッキー
の追放と暗殺指令、毛澤東と林
彪、劉少奇との確執及び粛正、
西南戦争における大久保利通・
伊藤博文一派と西郷隆盛との対
決、昭和天皇と二・二・六事件
をめぐる青年将校たちとの関係
とりわけ秩父宮と昭和天皇との
政治的対立などがあります。

今回の北朝鮮における政変に関
しましては、金正恩の処置に関
し、道徳的人道主義的見地から
でなくむしろマキアベリのごと
き冷厳な戦略論戦術論的リアリ
ズムの立場に立脚しつつ辛口の
批判的意見
を持っているのです
が詳細はまた後ほど述べさせて
いただきます。

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早乙女温泉



本日の曲
(文字をクリックすると音楽が
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阿川泰子
She~Senior Dreams


私個人は昔から阿川泰子は大好
きでありまして、疲れがひどい
時、聴くたびに癒されます。

さて本日のテーマ

栃木に散在する天然温泉の中で
ずば抜けて変わった泉質という
ことで全国の温泉マニアたちの
間で高評価なのが、旧喜連川市
=現「さくら市」の早乙女温泉
であります。平地に湧く極端に
塩分の濃い硫黄泉でして冬は特
に保温効果が抜群です。

あたり一面、強烈な工業油系の
臭気(モール臭)が漂い、温泉
の色も、昼から夕方にかけては
透明感のある、まるで宝石みた
いなエメラルドブルー、ときに
乳白色に近い青緑色という具合
で、時々刻々、文字どうり七色
に変化
します。湯治目的では糖
尿病や皮膚病、神経痛、筋肉疲
労等に効果が見られるそうです

源泉の温度はやや高め。5分も
浸かると額に汗がじわーっと滲
み出てくる感じ。洗い場にも源
泉が供給されている。ただし泉
質が強すぎてボディーソープや
石鹸類と化学触媒上の相性が特
異的に合わないらしく、髪を洗
うとパサパサになるので要注意

早乙女温泉に入った後は、次の
日くらいまで(決して不快でな
い)工業油系のモール臭が体全
体から抜け出ません。人により
好き嫌いはあるかも知れない。
しかしこの他に類例を見ない個
性の強さが早乙女温泉の魅力

と思います。

温泉マニアとも称すべき広範囲
な入浴癖があり、珍しい、自己
主張の強い独創的な硫黄泉を体
験してみたい人に絶対のお薦め。

早乙女温泉HP

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中国外交戦略の分析3--院政権力としての旧江沢民一派



本日の曲

(文字をクリックすると曲が
聴けます)

suntory white
Sammy Davis Jr.


大変すぐれたコマーシャルだと
思います。Sammy Davis Jr.
最初この企画を持ちかけられ、
こんな風にやってくれと指示さ
れたとき「そんなバカみたいな
ことできるか」とひどく感情を
害したのだそうです(笑)しかし、
このコマーシャルが賞を取って
大成功した後は、快く二作目以
降を引き受けてくれたのだそう
です(笑)

さて本日のテーマ

院政権力としての旧江沢民一派

中国が地政学的攻勢をかけてき
ている根本要因に東シナ海に眠
る膨大な海底資源(埋蔵量として
はおそらく世界的規模)の存在が
あると前回書きました。

もう一つの構造要因を挙げると
するならば共産党政権内部の政
治権力を階層構成で分析した場
合の比率が軍事関連に傾斜しす
ており人民解放軍の発言力が
非常に強い、強すぎるという問
題があるのだと思います。軍事
組織の過度な政治干渉、実は戦
前の日本とよく似ている側面が
あります

何しろ二百人いる中国共産党中
央委員の約二割が人民解放軍の
関係者
で占められている程。

先ほどの三中総会における最大
の焦点は「国有企業改革」だっ
た訳ですが、改革を積極的に出
張する李克強派と習近平派の激
しい対立になった状況です。

人民解放軍が地域によって軍閥
化しており「国有企業」と結び
つくことで幹部など腐敗の温床
となっており、この軍部の聖域
には李克強もさることながら習
近平すらうかつに手出しできな
い現実があります。さらにもっ
てきて、総体としては権力基盤
のかなり脆弱な習近平をなんと
か支えているのが、既得権益集
団たる太子党及び軍に太いパイ
プを持ち長老支配として院政権
力の温存をもくろむ旧江沢民一
であります。

軍部と結びついたこの旧江沢民
一派というのがクセ者でありま
して、対日融和派や比較的穏健
な「歴史認識としての反日派」
をより強硬過激な「政治的必要
としての反日政策」「反日の
力バネ
」を掲げることで追い落
とす、つまり党内権力闘争の道
具・武器として「反日」を使っ
てきた連中
なのであり、一連の
現実離れした反日政策や軍によ
る地政学的攻勢の策源地をたど
っていくと彼らの存在が浮上し
てくるのであります。

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マルチン・ブーバー対話の哲学



本日の曲

Miles Davis -
Darn That Dream (1950)


マイルス・ディビスは、実験的
な後期のものより初期のものが
大好きです。特にこの曲。ひど
く疲れているときに聴きますと
癒しの効果抜群です。

さて本日のテーマ

私個人は実のところイスラム教
には深い興味を感じており、日
本人としてはじめてメッカに巡
礼し、中国の回教に影響を受け
独自のイスラム教理解を護持し
ていた田中逸平などにつき時間
を見つけては資料集、評伝等読
みふけっておりました。

ところで昨今、イスラエル政府
によるガザ地区・ハマスへの対
応姿勢、イスラム教シーア派へ
の異文化理解の方法論において
私個人は相当な生理的違和感と
異論を持つものであります。

その根拠となるべきものは戦前
の(元)ハルピン特務機関長・四
王天延孝中将の論説や、昨今の
通俗的陰謀論に見られるがごと
き反ユダヤ主義などでは全くな
く、むしろゲルショム・ショー
レムと並び私の深く尊敬するユ
ダヤ人思想家マルチン・ブーバ
の思想的営為から導かれる帰
結なのであります。

周知のごとくマルチン・ブーバ
ーは、カール・バルトやハイデ
ッカーと異なり、ショーレムと
も違う独自の宗教哲学=「我と
汝」の独創的「対話哲学」
から
導かれる解の公式を「人間対人
間」の関係から「神対人間」の
神学的問題群へ、さらには「民
族と民族」にまでわたる重層的
国家間の国際政治上の諸問題に
まで普遍化・適合化しようとし
て「二民族国家論」をとなえ、
ベングリオンをはじめとするシ
オニストたちと衝突するに至り
ました。

(モーリス・フリードマン著
「評伝マルチン・ブーバー」
ミレトス社に依拠)


異文化接触及び理解の仕方とし
てのムスリムへの接近事例では、
過去、キリスト教世界において
参照すべき重要人物が存在しま
す。ヨーロッパ中世の偉大な神
学思想家ニコラス・クザーヌス
は、隣人や隣接する民族の異な
る宗教や良心の自由を尊重し、
みずからもイスラム教を積極的
に学び、隣人としてのイスラム
との対話を押し進めました。

(坂本尭著「宇宙精神の先駆者
クザーヌス」春秋社)


今やイスラエルには一人のクザ
ーヌスもブーバーもいないので
はないか。現在のイスラエル政
府に欠けているのは、戦略的仲
介物を介した戦術上の統合やマ
キアベリ的計算に基づく融合を
前提とした「我ー汝」の関係で
はなく、「我」と「汝」が個別
化としてありつつも我」にと
って「汝」が唯一絶対の「現前
された他者」として相互を正当
に仲介物なしに「理会」(竹中
労)する、認識する、
ということ
その対話の精神と困難な異文化
理解へと向けたひたむきな努力、
場合によっては自ら無自覚な
「内なるオリエンタリズム」を
精査・点検することではないか
と思われるのであります。

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中国外交戦略の分析2



本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴け
ます)

ゆずれない願いーー田村直美

マジックナイトレイアースの主
題歌ですが、なかなかの名曲で
す。アニメソングの域を越えて
永遠に語り継がれる曲でしょう
田村直美の歌唱力もすばらしい

さて本日のテーマ

尖閣問題に顕著なごとく地政学
的観点からも露骨な攻勢を強め
つつある中国。どうも冷静さを
欠いている、戦略戦術的にも粗
雑な印象は否定できません。

昨今の「人民日報」には沖縄の
領有権問題を歴史に遡って再考
すべしという趣旨の論文
が堂々
と掲載された程であります。何
が目的なのか。彼らを狂気のご
とく駆り立てている第一の原動
力が東シナ海に眠る石油をはじ
めとした海底資源
であることは
明らかでしょう。おそらく膨大
な埋蔵量があり、彼らは何らか
の測定手段を駆使してその規模
を突き止めている可能性がある

悲しいかな、規模は違いますが
世間様個々人におきまして遺産
相続の話が起きた途端、それま
で仲の良かった兄弟・親戚どう
しがいがみ合う、俗世間でよく
見かける世にもあさましい光景
が国家規模にて拡大されたみた
いな話。

緊急スクランブルをかけた航空
自衛隊と人民解放軍の戦闘機ど
うしが接触遭遇しーーーお互い
決して意図した訳でなくーーー
偶発事件的に戦火を交える緊迫
した場面が近い将来あるかも知
れない。しかし中国が、強敵で
あるアメリカや日本を敵に回し
本気で戦争する気は多分ない筈

政治的経済的事情からアメリカ
も紛争に巻き込まれたくないの
がおそらく本音。その足元をよ
く見て知っている中国は、神経
戦も含め慎重に計算された戦略
的攻勢を仕掛かけてきている。
そう考えるならば、彼らの一見
思慮分別に欠けるお粗末な戦術
も露天商の叩き売りやバクチ打
ち的ハッタリの類いとして理解
されなくもない。つまり周囲や
相手にどう思われようと資源が
手に入ればそれでよし、騙しも
ありゆすりもあり脅迫もありと
いう訳です。

まず相手を武力でもって威嚇し
値を高くふっかけておいて、そ
の後、交渉を再開する中で除々
に値を下げていき最後に妥結す
るつもり。多分その「落としど
ころ」には、なるべく自国に有
利な条件で東シナ海の権益を獲
得し、海底油田の共同開発に着
手したいというリアルな目標値

が設定されている。

彼らの奇怪な行動は、すべて膨
大な海底資源に目が眩んだとこ
ろに原因があり、つまるところ
国家規模の野望から来ているの
であります。

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