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村山談話・河野談話の継承ーーその2ーー



本日の推奨映画
(文字をクリックすると観
れます)

愛のきずな

1969年2月15日公開

松本清張原作『たづたづし』

坪島孝監督

小川英脚色

園まりの魅力が全開

昭和のレトロな雰囲気が最高

さて本日のテーマ

村山・河野談話の発展的継承と
いう点において、過剰な自己批
判や歴史の歪曲でなく最もバラ
ンスのとれた冷静な分析と現実
的提言をされているのは、私の
知る限り元外交官の東郷和彦氏
ではないでしょうか。東郷氏の
論説は、左翼的自虐史観ではな
いのは勿論かといって右翼的開
き直りの、時流に迎合したとこ
ろの、感情的好戦的論理展開で
もない。慎重で、用心深く、中
庸をわきまえた紳士的意見なの
であります。

歴史に対し無反省な右からの対
中批判は、長期的視点から考え
るならば、むしろ日本の国益を
損ね、中国国内に強固に存在す
るところの軍産複合体と軍関係
者を活気づけることになりかね
ない。「中国の軍事力ー2020
年の将来予測ーー」芽原郁生編
著(蒼蒼社)加藤青延論文
が述
べているような中露間における
軍事同盟の危険性ということも
視野に入れておかねばならない

(上記参考文献は、分厚くて高
価ですが密度が濃いのでお薦め
です。加藤青延氏はNHK時論公
論にて中国の政治解説が専門)

たしか東郷氏も別の角度から同
様の結論へと至る独自の現状分
析をされていたように思います

アメリカと日本の強固な同盟関
係と関係諸国による露骨な対中
国包囲網は中国とロシアの接近
を招き、軍部の権力を高め、た
だでさえ不安定な習近平政権を
さらに複雑な権力闘争へと誘導
することになりかねない。経済
のグローバル化に伴い、諸国家
間の政治的対立状態が必ずしも
商業交易上の阻害要因とならな
い摩訶不思議な新時代とは言え
地政学的衝突も含めた軍事的緊
張関係はなるべく減らした方が
賢明なことは申すまでもないで
しょう。

人民日報の或る論者が珍しく明
晰かつ公正で論理的自己解剖学
的な分析を展開していたように
東シナ海でもし万が一軍事衝突
が発生した場合、どちらが先制
攻撃をかけた、かけなかったに
関係なく、すべての関係当事者
・プレイヤーが一挙同時的に敗
者と化す。誰も得をしない。

河野村山談話の継承というのは
あくまで現時点における最もリ
アルな戦略的視点から「敵を挑
発し相互間における対抗形成的
力学や戦力ベクトルを無限に高
める方向(クラウゼヴィッツが
戦争論で述べているが如き)を
極力回避する形」
で検討されて
いかねばなりません。

巧妙な時間稼ぎと軟体動物的柔
軟戦術を並行しながら、カメレ
オンみたいに四方八方に目を配
りつつ抜け目のない断固とした
戦力の拡充と迅速かつ臨機応変
な機動的防御、同盟国との賢い
連携が求められているのであり
ます。
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村山談話・河野談話の継承ーーその1ーー

本日の曲(文字をクリック
すると曲が聴けます)

お姉さんの歌

エレガント。ダンスも上手
実にすてきな方でした

お姉さんの歌ーーその2

お姉さんの歌ーーその3

お姉さんの歌ーーその4

さて本日のテーマ

中国の現体制は、党指導部、党
官僚及び党と軍に特殊な利害を
持つ特権階級以外の広範な人民
大衆からーー本音の部分ではー
ー支持されていないという決定
的事実こそ最も深刻であります

チベット自治区、ウィグルは言
わずもがな自由なネット市民た
ちの声も含めた潜在的レジスタ
ンス運動を監視し、制限し、封
殺する圧力釜のごとき一党独裁
権力が、官製メディアの主流を
も牛耳っており意図的に扇動さ
れ情報操作されたところの人工
的「世論」なるものが表向きの
たてまえ論的言説空間をも強固
に支配している。

以前にも指摘しましたように、
この世界における「反日世論」
なるものも人民解放軍傘下の軍
産複合体が、自己組織へのより
有利な予算獲得と権限及び権益
拡大に有利な道具的手段とみな
しうるものーー一個のツールー
ーーにすぎない。だとしたなら
ば「村山談話」「河野談話」を
はじめとする日本国家としての
「謝罪」を日本が継承してもの
分かりの良い紳士的で賢い国家
や民族としてあるよりも、野蛮
で危険な軍国主義国家としてあ
るほうが、彼ら一部勢力の権益
に沿うことになる。「こいつと
戦うためにこそ我々は存在して
いるのだし、そのために膨大な
予算が必要なのだ」と言いやす
い。流れこんできた巨額の資金
が地方軍閥を牛耳る諸々一族末
端にいたる横領と腐敗に一役買
うことは言うまでもありません

それが江沢民であれ、胡錦濤で
あれ党の派閥政治という中国版
ムラ社会=郷党型閉鎖社会にお
ける傀儡師やボスどうしの暗躍
権力闘争、裏取引と賄賂がらみ
の陰謀型政治によるなし崩し的
野合によって政策が決まってく
る。その背後にあって巨大かつ
強力な力を有する「軍」の動向
こそは、中国の政治を見る上で
大きなポイント
となります。

「虎退治」を実行しつつ習近平
はだいぶ巧妙に軍に擦り寄って
いるが、政治力学的に見て百パ
ーセント彼らを完璧に統御でき
ているかどうかは未だ不確かと
言わざるをえません。

日本は彼らを利する結果となら
ぬよう、では、どう動けばよい
のか。「村山談話・河野談話の
継承」が持つ歴史的意義・政治
的役割とは一体何か(続く)

毛澤東思想の現代的転換


本日の曲(文字をクリック
すると曲が聴けます)

宇宙戦艦ヤマモトヨーコED

奥井雅美は、作詞作曲が出来
歌もうまい。アニソンの女王
ということになっていますが
実力派の歌い手でもあります

奥井雅美 -邪魔はさせない-

奥井雅美 -紫音- sion

さて本日のテーマ

中国がこの先、消費と生産の巨
大市場=世界の胃袋であり続け
ることは歴史的起源及び地政学
的見地から見て確かでしょう。

好むと好まざるに関わらず、運
命的必然とも言うべく、我々は
未来永劫にわたり拒否できない
隣近所・個性的に競合する隣人
として彼らと密接不可分な相互
交易関係を持つことになります。

それが部分最適としてのみ現象
するところの戦術的互損関係で
なく全体最適としての戦略的互
恵関係
が望ましいことは言うま
でもありません。

中国現代の持つ矛盾の総体は実
のところ、マルクス主義とりわ
け毛澤東思想の内包する諸問題
から複雑に派生してきているこ
とは確かであります。それが古
くて使いものにならないとかの
思想の持つ経年劣化的問題では
ない

むしろ逆でありまして、毛澤東
自身は、プラグマティズム的要
素も持ち合わせており、古典に
精通した精力的読書家として古
代の中国哲学にも造詣が深く、
ヘーゲルの大論理学的弁証法な
どよりもはるかに精緻な世界認
識理論を有する「易」やクラウ
ゼヴィッツをも凌駕する科学的
戦略理論としての「孫子」を誰
よりも深く理解していた。スタ
ーリンが、毛を「マーガリンマ
ルクス主義者」と揶揄しました
ことは、意図した事柄とは別の
側面から当たっておりまして
澤東思想の表層はマルクスであ
りますが、その深層は、中国伝
来の古典哲学
なのであります。

毛澤東の著作集を読めば読むほ
と彼のライバルであった王明な
ど比べものにならない独自の思
索能力の持ち主である毛が、戦
略や戦術等軍事面での論述につ
き、とりわけゲリラ戦理論の展
開では、後にゲバラやボーゲン
・ザップに大きな影響を与えた
如き天才的洞察を有しつつ現実
の経済や経営に関しまるでセン
スを欠いていたことがよく解り
ます。

「毛澤東の読書生活ーー秘書が
見た思想の源泉ーー」蓬先知著
にも関連する記述がある。

この毛澤東思想の欠落部分が、
イコール現代中国の限界をも規
定している。だとすれば、毛澤
東思想の持つ古典への精通やプ
ラグマティズム的側面を、マル
クスを相対化する視点として再
度掘り起し例えばシュンペータ
ーなど参考にしながら現代的適
応としての独自的理論構築及び
経済政策の劇的転換を図るべき
なのであります。

習近平指導部とりわけ経済に精
通しているとされる李克強に果
たしてそれができるのかどうか。

以下サービス



お天気予報の・・・



未来像としての中華ネットワーク

13億人もの膨大な人口が存在し
相互に別個の民族と言えるほど
北と南、東と西では、文化・風
習・歴史言語までが違う。その
豊穣な多様性に満ちた広大なカ
オス世界を「共産党一党独裁」
という、やや時代遅れではある
がその反面スピーディーな開発
独裁型要素をも多分に含んだ官
僚システムにて統治する、上か
ら下に号令、はっぱをかけ、一
律に従わせる・・という前時代
的爬虫類的ゴジラ的やり方それ
自体に非常な無理
があると思う
のであります。

一党独裁のシステムにつき本音
の部分では広範な人民からも嫌
われている。抑圧的な半官僚独
裁の仕組みそのものが腐敗堕落
の温床であることを中国のネッ
ト市民含め、みんな知っている
感じです。地域に独自性と自立
できる権限を与え、半独立国家
のごとき形態をとることはでき
ないのでしょうか。

自由な諸国家連合組織体として
の中華ネットワークーーそれで
も中華を構成する諸国家一つ一
つの有する国家規模は、一億か
ら二億の人口規模を数え日本よ
りも大きい。

或る国家は、毛澤東思想で武装
し、貧しいが原始共産主義的に
平等な国家である。

或る国家は、アメリカや日本の
ような自由社会であり、金儲け
の機会も多いかわりに過酷な競
争にもさらされている。

或る国家は、前二者の中間形態
であり、より商業交易・資本の
自由に比重があるか、社会保障
に比重があるかで、いろんなバ
リエーションが存在する。

或る国家は満州みたいだ。日本
の傀儡国家は勿論存在しない。
日本の資本協力が比較的活発で
日本文化の点在にタブーなく触
れ合うことができる。オタク文
化、寿司、温泉旅館・・・・・
親日派が多い。歴史の歪曲は行
われていない。客観的視線から
石原莞爾、甘粕正彦、川島芳子
が研究され、満州国に関する客
観的研究の元となる翻訳された
資料に触れ合うことができる。

人民は自分の好み・資質に合う
形にて好きな国家形態=社会を
自由意思で選択することができ
る。所属も脱退も自由である。

アメリカの大統領制とは違うも
中華ネットワークの頂点に立つ
国家元首には、求心的統合力と
して強力な権限を付与しつつ権
力の暴走をチェックする安全装
置は厳密に組み込まれ情報公開
もされている・・・・

習近平という強敵2


本日の曲(文字をクリック
すると曲が聴けます)

The Ventures
- Light My Fire


ベンチャーズによるアレンジ。
ドアーズの素晴らしい名曲で
すが、このアレンジもなかな
味がありますね。しびれます

最初にこれを聴いたのが、
の伝説的なラジオ番組ジェッ
ト・ストリームにおける城達
也さんの紹介
と解説だった。

この番組大好きでして10年以
上は聴き続けた感じです。

以下ドアーズのオリジナル

The Doors
- Light My Fire

ちなみに番組はこんな感じ。
涙が出ます。

ジェットストリーム
城達也


さて本日のテーマ

習近平指導部は、自らの足枷・
障害物となる国内での政治的対
抗勢力に対し、勇猛果敢な権力
闘争を推進する中で、その主だ
った者たちを壊滅させようと戦
略的戦術的に意図し、おそらく
事前に緻密な見取り図を描いて
いたに違いない明確な戦闘行動
を冷静沈着に開始した感じです

汚職、賄賂、軍閥化した地方の
巨大権力が穏然たる影の加担者
であるところの巨富の横領、違
法な富の収奪・・・軍部や役人
党の高級官僚たちなど権力に寄
生しそれを傘に着た者たちの腐
敗はとどまるところを知らず民
衆の不満は極点に達していた。

その圧力釜の蓋がいつか何かの
きっかけで大爆発して、共産党
一党独裁の統治機構ーーその権
力システムが瓦解する前に未然
に手を打った形である。見事な
手腕と言えなくもないが、とり
あえずの応急処置と言えなくも
ない。いくら習近平が強靭な指
導者だったとしても、誰か悪い
奴らがいて、そいつらを取り除
けばすべてうまく行く、という
善悪二元論や古典的な勧善懲悪
物語に収斂される問題ではない

ものすごく複雑な社会システム
上の、構造的欠陥
が露呈してき
ており、「共産党一党独裁」と
いう開発独裁の限界地点が転換
期としてやってきた、中国独自
の発案なる次世代の社会システ
ムを構想すべきなのであります

果たして習近平指導部にはそれ
が可能でしょうか


習近平という強敵


本日の曲(文字をクリック
すると曲が聴けます)

Flipper's Guitar
- 恋とマシンガン
(Young, Alive, In love)

名曲です。ビデオ
もおしゃれでセン
スがあります。

さて本日のテーマ

習近平は侮れない強敵との印象
が日に日に強くなる。特権階級
としての太子党出身者、単なる
ボンボンではなく、辺境のどん
底で迫害と貧困、下積みの雌伏
期を過ごし長期戦でねばり強く
戦う方法論=毛澤東の持久戦論

から多くを学んでいる。周永康
を打倒したのも江沢民派と他の
派閥との権力闘争ではなく政治
権力内部の腐敗汚職に対し重大
な危機意識を所有していること
の顕れでしょう。毛澤東みたい
なカリスマ型で天才肌の戦略思
想家ではないが忍耐強く待つこ
とのできる人間だ。江沢民の傀
儡でないことは勿論。煽動され
軽挙妄動するタイプではない。
この種の敵はじっくり研究する
必要がありますね。

近況ーー同時に降りかかってき
た災難は、除々に回復期へと向
かうもその影響で東京と那須塩
原を頻繁に往復。体のリズムが
馴れておらずひどく疲れる。北
一輝の初期著作及び大川周明著
「日本精神の研究」を再読。マ
ルクスの資本論のみならず北の
初期著作や高畠素之、里見岸雄
などは今流行りのピケティと十
分比較論考可能でしょう。大川
の論述中、織田信長を激賞して
いる箇所がとりわけ興味深い。
熱き血の流れ=革命家の資質が
北一輝と同様、大川の体質にも
強固に潜在している印象です。

岩波書店の「哲学思想辞典」や
平凡社「世界大百科辞典」など
を隙間時間を見つけてはコツコ
ツ乱読。必要があって調べるの
ではない。自由に興味の向くま
ま何げに乱読しますと意外な発
見があったりして楽しいです。

ニーチェ著「人間的なあまりに
人間的な」ほぼ再読が完了。
「善悪の彼岸」へと移行する。
最近私の中での進化論や生物学
基礎医学への興味というのもこ
のあたりに心理的ルーツがある
らしいです。
プロフィール

栃木の仙人

Author:栃木の仙人
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