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父の文化的遺伝子2



文鎮代わりに使用。大事に使
っているコレクションです。

本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴
けます)

陸軍分列行進曲
(シャルル・ルルー作曲)


勇壮な雰囲気を持った名曲です
自衛隊でもよく使われている

さて本題

祖父は私がまだ幼少期のころ父
の実家にて何度か接触した機会
があり、その時のことを今でも
鮮明に覚えています。

明治生まれの見るからに豪放磊
落な人柄で、家長としての重み
威厳を備え、親分気質があり、
強烈な人間的磁場みたいなもの
を周囲に放射している感じでし
た。

軍刀の上に手をかざし、背筋を
ぴーんと伸ばしたチョビ髭スタ
イルの陸軍少佐兼建築技師。祖
父の若いころを写したセピア色
の写真を下関近郊の父の実家で
大昔見た記憶があります。

「オヤジは結局でたらめな人間
じゃったよ。だけど外面だけは
よかった。あのころの軍隊風を
家の中にも持ち込みよって、家
のなかではえらいこと威張りち
らしとった。父ちゃんも子供の
ころ何かというと殴られた。あ
る時なんか、お前の顔が生意気
だとか言うて、理由なくいきな
りぶん殴られたこともある。と
んでもない、でたらめなオヤジ
じゃった。そのせいで、おふく
ろをはじめみんなえらいこと苦
労しよったよ」

生前の父は、祖父の人物像を常
々そのように評しておりました

昭和初期における日本陸軍、そ
こにおける少佐という微妙な社
会的階級。この時代の軍閥抗争
史に一度でも触れたことのある
人ならすぐピンと来るように、
五一五事件・二二六事件をはじ
めとする下克上の陸軍部内にお
いて、大佐、中佐、少佐、大尉
中尉といった若手中堅将校たち
が「政治軍人化」しており、天
皇ですらその統帥に日々苦悩し
ていた現実が想起されます。

肩で風を切って威張り散らし、
わが物顔で社会を闊歩していた
とんでもない階層の一味、その
末端に祖父も所属していた可能
性が高い。

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