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父の文化的遺伝子4



土肥原賢二大将は、満州のロレ
ンスと称され、謀略家のように
言われ続けて今日へといたる。
A級戦犯で刑死している。しか
し実際には中国を愛し、方言も
含めた流暢な中国語を駆使する
ことができ、誠実な人柄で、中
国人の友達もたくさんいたので
あります。

本日の曲
(文字をクリックすると曲が聴
けます)

No Problem/Duke Jordan

Duke Jordanもよく聴きます。
とりわけこの曲はすばらしい。

さて本題

私が幼少期、山口県下関近郊に
ある父の実家に行った際、祖父
や父の兄弟姉妹たちが口々に語
る旧満州での思い出話を今でも
よく覚えています。

地平線の彼方まで続く広大なコ
ーリャン畑に、燃えるような赤
い太陽がゆっくり沈んでゆく光
景ーーそれがひどく感動的で胸
を揺さぶるほど壮絶に美しかっ
たという話。

当時満州鉄道では、緊急時の対
応のため、列車の屋根に機関銃
の台座が据えられていた。大平
原を移動中、突如として馬賊の
襲撃に遭遇した。台座の機関銃
が火を吹き、たちまち銃撃戦と
なった。

「あの時はものすごく怖かった
よ」と父が証言する。「兵隊さ
んたちが、車内を走り回り、み
なさん伏せてくださいと大声で
叫び続けた。父ちゃんたちも頭
を伏せ、椅子の下に縮こまって
ガタガタ震えとったよ」

やがて完全に危難が去った時、
再び兵隊さんが来て「みなさん
もう大丈夫です。敵を完全に撃
退しました。ここから先は安全
です。心配いりません」と報告
して回った。その時の兵隊さん
たちの姿がすごく勇ましいたの
もしい存在に見えたという。

奉天での出来事。何か悪いこと
をしたらしい中国人のクーリー
(苦力)が、日本人の現場監督に
捕まり、懲らしめのため樹に縛
り付けられた。

極寒の冬。外は氷点下の気温だ
った。クーリーは、一晩中、オ
イオイ泣き続けた。やがて声が
虫の鳴き声のように細く小さく
なりそのうち聞こえなくなった

朝になって様子を見に行ったら
冷たくなって死んでいた。

「あのころの日本人は、ホント
ひどいことしよりよったば。
戦争に負けたんもバチが当たり
よったんじゃけ」

と父の姉妹が証言するのでした
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