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西郷隆盛「征韓論」から出撃せよ



本日の曲(文字をクリックする
と曲が聴けます)

Chico Buarque - Vai Passar

シコ・バルキは非常に才能ある
ミュージシャン兼小説家。

Vai Passarは軍事独裁政権の終
焉を讃える熱きプロテストソン
グ。非常にすばらしい。私の大
好きな曲です。

さて本日のテーマ

日本の伝統的右翼思想がアンチ
朝鮮の侵略的民族拝外主義の尖
兵だという考え方は偏見の最た
るものかと思われます。意図し
たことは、朝鮮民族の栄誉ある
独立と日本を先行モデルとした
殖産興業=近代文明国家の建設
と日本が強力に支援する資本主
義の独自的興隆及び日本と朝鮮
の民族としても国家としても対
等な善隣友好関係だった。

ところが蓋を開けてみると逆の
結果を産んでしまった。つまり
列強帝国主義諸国と同列か、そ
れ以上に錯誤ある功罪あい半ば
するやり方、ときに悪辣なやり
方で日本が朝鮮を政治力学的支
配下に強引に組み入れる結果と
なり、そのプロセスの初発にお
いて悪質な責任ある加担者とし
て玄洋社を始めとする有象無象
の右翼大陸浪人たちが登場して
くるのではないか。奴と奴らは
結託しており最初からグルだっ
たのではないかという訳であり
ます。もちろん私はそのような
解釈をとりません。

そもそも西郷隆盛の「征韓論」
にしてからが、当時の帝国主義
列強の侵略から朝鮮民族を防衛
するための基礎構築のため、み
ずからを捨て石にして混乱の渦
中に飛び込み、命がけの至誠ー
ーー西郷は生涯を通じてこのや
りかたを得意とした。詳しくは
勝海舟著「氷川清話」を参照さ
れたしーーをみせることで信頼
を獲得すべく日朝間の政治的融
和を計る使者として触媒的役割
をもっていたのではないか
、と
いう歴史解釈が今もって複数存
在しているくらいであります。

西郷隆盛の有する未発のアジア
主義は、その思想的後継者たち
の手でより豊かな大木へと保育
されたのだと思います。その思
想的潮流は二つある。一つは頭
山満、内田良平、杉山茂丸、武
田範之、権藤成卿をはじめとす
筑前玄洋社の流れ。もう一つ
は、西郷党の飛び地である旧庄
内藩が産んだ二人の異端的革命
児、大川周明と石原完爾であり
ます。

西郷隆盛を起点とする大アジア
主義の中には、当然、中国人も
朝鮮民族も包摂されてくる。西
郷が裏切られた革命家として憤
死したように西郷党の大アジア
主義も複数の何者かによって背
後から骨抜きにされたのであり
ます。結果として韓国一進会の
李容九は売国奴にされてしまっ
た。李の悲痛な叫びに内田良平
や武田範之は、弁明すべき言葉
が一切見つからなかった。なぜ
なら彼らとて歴史の流れに裏切
られたからであります。

李容九や一進会は、決して日本
人に騙されたのではない、日朝
が共有できる高い理想を命がけ
で信じ行動した結果
であり、そ
れを最後まで擁護しなかった日
本がやはり一番悪いのでありま
す。この問題は、大東亜の理想
のため軍人・軍属・特攻隊とし
て死んで行った朝鮮民族の御英
霊に対し日本国としてどう処遇
するかの問題へとつながる。彼
らとて靖国神社に祭られている
事実を朝鮮の人たちにもっと広
く知ってもらったほうがいい。

そうである以上、一進会や李容
九の信じた高い理想をもう一度
掘り起こし、内田や武田が挫折
し、こけた地点からもう一度我
々は再出発しーーたとえ大多数
の朝鮮の人たちから唾を吐きか
けられ、石を投げられようとも
ーー再評価・再発掘するべきで
ある。敵前逃亡せず事態と向き
合い最後まで朝鮮の旧同志たち
を擁護するのが日本人として当
然の責務だと私は考えます。

参考文献)

「西郷隆盛と東アジアの共生」
高大勝著ーー社会評論社

朝鮮大学校出身の在日コリアン
が書いた西郷の肯定論として異
色。安重根の「東洋平和論」に
も言及。

「大東亜戦争肯定論」
林房雄著ーー番町書房

「大西郷遺訓」
林房雄著ーー新人物往来社

前にも書きましたが林房雄は、
大好きな作家です。三島由紀夫
が「作家論」の中で詳細な分析
を加えており、三島の文芸評論
の中では、その鋭利な解剖学的
知見において白眉の出来栄えと
いえます

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