スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

川勝平太氏とゾロアスター教


ティモシェンコ元首相

本日の曲(文字をクリックす
ると曲が聴けます)

セレソ ローサ 
ペレス・プラード楽団


ペレス・プラード楽団は昔から
大好きでありまして、この曲も
周期的に聴く感じです。

さて本日のテーマ

比較宗教学に関心をもった最初
のきっかけは、ゾロアスター教
との出会いが伏線としてありま
した。当時二十代の真ん中あた
りだったから随分大昔の話です

当時は、建築設計や都市計画の
図面を引く仕事をしており、今
と比べ比較的時間の余裕があり
様々な勉強会ーー思想系や歴史
系が多いかったのですが、なか
には建築史の勉強会などもあり
ましたーーに顔を出すかたわら
休日は読書に没頭する、みたい
な生活で、ある時、半年ぐらい
かけて、国会図書館などにも通
いつつ、ゾロアスター教に関す
る文献を読み漁り、200ページ
近いノートを取り、それをもと
に、圧縮版としての10ページ近
いレジメを作り、自発的な研究
発表会みたいなのをやったので
あります。

二回ずつそれぞれ2時間近く喋
ったのですが、第一回目は、浅
羽通明氏主宰の勉強会において
浅羽氏は、当時まだ無名で、本
も出しておらず、司法試験に合
格後、「やっぱ、オレは法律家
に向いとらんわ」と司法修習生
を途中でやめ、司法試験の受験
予備校にて政治学や憲法学を教
えながら、ぷらぷらとお金のな
い自由インテリのフリター生活
をされていた。浅羽氏の主宰す
る勉強会というのは、法律の勉
強会ではなく、アンチ柳田派の
民俗学と、ニューアカデミズム
がメインでしたが、規模の小さ
い、ささやかな分科会にオカル
トを対象とする勉強会があった
のであります。第二回目はSF
乱学者を名乗る大宮信光氏の勉
強会だった。大宮氏は、科学解
説書を何冊か出しておられ、一
般的に見て今でもあまり知られ
ていない人だが、実質、荒俣宏
さんに匹敵する博物学者であり
ます。そこにゾロアスター研究
の権威・岡田明憲氏の知り合い
T氏が聴きに来ていて、T氏の紹
介で、岡田氏と面識を得ること
ができました。

岡田明憲氏は、インド・イラン
学の碩学・「足利惇氏」氏及び
京都学派で「世界史の哲学」の
著者高山岩男氏の弟子筋にあた
り、保守及び右翼思想にも造詣
が深いという側面も持ち、北一
輝や大川周明、権藤成卿など右
翼思想に精通されており、以降
そのような話題での議論も何度
か行う機会がありました。前に
も触れましたが、足利惇氏先生
は、足利尊氏の直系の子孫でし
て顔が尊氏とそっくり。昭和天
皇と学習院が同窓であり裕仁皇
太子と相撲をとったエピソード
などが有名です。学者仲間から
将軍と呼ばれた。良き意味での
保守的貴族文化の伝承者でもあ
りました。その著書「ペルシア
宗教思想」はゾロアスター研究
の先駆とも言うべき重厚緻密な
名著であります。

歴代にわたる足利一族のお墓が
栃木の現さくら市旧名喜連川に
ありまして、龍光寺というお寺
なのですが、戦前、足利惇氏先
生がシルクロードを旅して集め
られた石仏像などが置かれてあ
ったりする。喜連川は良質で密
度の濃い古代化石海水の温泉が
出るところでもあり、ほのぼの
とした田舎町です。喜連川藩は
五千石とかで、全国最小規模の
藩だったのですが、徳川幕府に
先駆ける武家幕藩政治の開祖足
利への敬意もあり、参勤交代は
免除の上、徳川親藩大名しか入
れない奥の院へも参内が許され
たとか。昭和天皇の足利家への
認識は「朝敵」ではなく「中国
文明の功労的な移入者」という
名誉ある位置づけだったらしい

その昔、田中角栄の刎頸の友だ
った政商・小佐野賢二が、喜連
川の温泉地を買い占めようとし
たのですが町議会の強行な反対
に合いついに断念したとのこと

T氏は、後に某役所でオカルト
とは全く違う分野でアジアとの
国際交流事業もからんだ重要な
仕事をすることになりましたが
オカルトやヨーガ、古今東西の
ポジティブシンキング運動など
に精通しておられ、当時から学
者肌という感じでした。

岡田明憲氏は以来三十年近くゾ
ロアスター教の勉強会を続けて
いる訳なのですが布教をすると
か、新興宗教であるとか、その
ような位置とは違い、どちらか
と言えば地味な、宗教史及び比
較宗教学の勉強会という感じで
す。しかし、ゾロアスター教か
ら見たユダヤ教やキリスト教、
仏教というのは、そのベクトル
を介さないものより少し違うも
のとして見えてきます。

といいますのは、歴史的角度か
ら検証するに、ユダヤ教やキリ
スト教グノーシス派、アルメニ
ア教会派、洗礼ヨハネの流れを
汲むマンダ教、マニ教、北伝仏
教といわれるものの中にかなり
濃厚にゾロアスター教の影響が
見られるのであります。つまり
あらゆる世界宗教に影響を与え
たシーラカンス的位置にゾロア
スター教が存在しており、アー
ノルド・トインビーも注目して
いたように、これらを遺伝子解
析として解明する鍵が、この宗
教の中に潜在
している。

少しばかりなじみのない堅い話
になりました。かって作家の松
本清張氏が、ゾロアスター教に
強い興味を持ち「火の路」とい
う古代史もからめたロマンチッ
クな推理小説を書かれ、ゾロア
スター教にからんだいくつかの
歴史評論を残しているほか、建
築家の渡辺豊和氏が、ーーオカ
ルト及び古代史研究家というも
う一つの顔を持っておりまして
ーー「火の路」を独自のゾロア
スター研究も交え解説した浩瀚
な書物を出されております。難
解さはまるでなく、歴史に関心
がある人なら、一般の人にも興
味深く読めると思います。藤原
書店から出版されている「環」
という雑誌での対談集を読んだ
範囲ですと静岡県知事の川勝平
太氏が、ゾロアスター教に強い
関心
を持ち、独自に研究もされ
ている印象でした。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 思想へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

Secret

プロフィール

栃木の仙人

Author:栃木の仙人
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。