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インダストリー4.0はトヨタを超えるか

近年ドイツではじまった先進的
生産システム「インダストリー
4・0」は、大野耐一創案の世
界に誇るトヨタシステムを超え
るか否か。私の印象を言えば、
トヨタシステムがテイラーの延
長線上にあって、完全に大量生
産に特化した思想であるのに対
し、インダストリー4・0は、
大量多品種、少量多品種、少量
少品種など多彩なバリエーショ
ン可能である点、トヨタよりも
数段優れている。

なをかつトヨタシステムがカイ
ゼンにつぐカイゼンを標榜し現
場の労働者に対し、無駄はない
が時に過酷な多機能ロボットを
強制してくる傾向があるのに対
し、インダストリー4・0が持
つ潜在可能性は、必ずしもスー
パーパフォーマーでない人たち
窓際族や老人、障害者の人たち
に社会参加の場を提供する。人
々各個が持つそれぞれの能力、
個性、長所、欠点に合わせた形
での労働供給を可能とする。

3Dコンピューターみたいな商
品需要サイドにおける多品種を
実現するだけでなく、労働供給
サイドにおけるオーダーメイド

も到達圏内に入ってくる。

これは画期的ですごいシステム
だと言える。

しかし、グローバル化の構成要
因の一つが「相互依存・相互補
完関係」にあるように、トヨタ
システムとインダストリー4・0
は、敵対関係というより、相互
に融合しつつ、より優れた混和
が可能でありましょう。とりあ
えずは基礎の基礎から学ぶ、優
れた教師を招聘し、初歩的模倣
からはじめるべきは理の当然。

インダストリー4・0関係の資料
を渉猟する。マンキューの経済
学、テイラーのスタンフォード
大学の講義録を読む。経済学は
初歩の初歩が大事。なのに概念
規定につき論者の意見はしばし
競合的論争的違和を生じる。

玄洋社がまた気になりだした。
大川周明の日記と並行して、中
島岳志氏編纂によるところの大
川周明著「頭山滿と近代日本」
を読んだことによる影響が大。
「東亜先覚志士記伝」の再読を
はじめる。玄洋社というより戦
前におけるアジア主義の長所と
短所、限界などがはっきり出て
おり、強烈なイデオロギー色は
あるものの資料的価値は高いと
言われる。もちろん磁石みたい
な思想的魅力も兼ね備える。そ
れだけに緻密な検証が必要でし
ょう。

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満州建国とシステムの暴走

さすがに大晦日と元旦は仕事を
休んだ。神事をすます。天照大
神様と良き御神霊の方々に祈り
を捧げる。水谷清著「古事記大
講」の精読をはじめる。日蓮関
連の書籍も復習する。姉崎正治
「法華教の行者日蓮」田中智学
の諸著作及び牧口常三郎の研究
書・評伝などにも目を通す。

9日以降で東京に出張。明治神
宮と靖國神社に参拝する予定。

大晦日はボクシングを見て朝ま
で生テレビを見た。三島由紀夫
「愛の渇き」を読了。マンガで
は牧美也子「化粧坂」読了。
絵のタッチがレトロでおしゃれ
昭和の雰囲気に魅了される。

真崎と大川の日記精読を続ける

真崎甚三郎日記で興味深いのは
大佐クラスの現場指揮官から上
がってくる報告を、真崎が克明
にメモしている部分だろう。現
場のリーダーたちは、満州建国
後の内部事情とりわけ軍人、官
僚、日本から渡ってきたいわゆ
る大陸浪人たちが形成せし疑似
権力の腐敗につき、鋭利な観察

をしている。なんと、当事者た
ちは今現在起ころうとしている
ことが解っていながらシステム
の暴走を抑止できていない。

今でも類似の現象がいたるとこ
ろにあるのでは?

思想基軸としての東亜連盟

石原完爾の「東亜連盟論」を再
読。何年かぶり。軍や為政者に
対する政策提言及び批判が随所
に散見される。東亜連盟を左翼
的視点から糾弾するのは、むし
ろ見当はずれというべき。これ
は最近読み始めた「真崎甚三郎
日記」
についても言えること。

さすが実力派の陸軍大将ともな
ると情報の流れが濃密で、当時
の佐官クラスの部下から満州経
営の問題点・矛盾点などが次々
あがってきている。辛辣な内部
批判も数多い。貴重な歴史的資
料であります。

アイウォッチを買ったのだけれ
ど、当初は、趣味的世界の気晴
らしで楽しめると思いきやとん
でもない。iPhoneとシンクロし
て続々仕事に関連する情報を送
ってくる。着信履歴、メール、
果ては最新のニュース、天気、
気温、株価に至るまで瞬速で情
報を伝達され、完全にビジネス
向き。四六時中、仕事をせかさ
れ続け一種脅迫的感覚がある。
たしかにそういう用途に特化し
て使うのなら便利でしょう。

大川周明日記を読む2

慌ただしい年末。那須塩原の気
温は夜になると零度以下に下が
り酷寒の印象。仕事詰めで激疲
れなるもその合間に読書と温泉
東郷和彦氏の最近の著書を熟読
平行して西部遇のゼミナールを
ネットで見る。東郷氏と西部の
対談を含む。バランスのとれた
信頼できる、健全な保守であり
ます。西部はだいぶふけた感じ

あるところで。動物の話。猫の
話。犬の話。非常に癒される。

大川周明の日記への精読は、そ
の後も継続。勤勉と怠惰の混和
せる作家的芸術家的生活という
側面は文豪たちの生態と似てい
る。大きく違うのは、生臭い政
治への強度な傾斜に伴う活発な
社交性
という部分だろう。土肥
原賢二や東條英機とも交流があ
り中国とも頻繁に行き来してい
る。北一輝には好意的な追憶。
両者とも親分肌でよく似た側面
がある。石原完爾にも敬意を込
めた書き方をしている。

戦前に書かれた温泉医学の解説
書を再読。時間をみつけては近
場の温泉に出かける。酷寒の冬
はとりわけありがたい。芦野温
泉の薬湯とアルカリ泉が中心。

玉葱酢は続行。玉葱に含まれる
硫化アリルは血液を浄化する作
用ありて血栓を溶かす他玉葱そ
のものに強い抗菌、抗ウィルス
作用があると言われる。酢はい
ろいろ試すも鹿児島産の黒酢が
最強クラスだろう。人参野菜ジ
ュースも毎日続ける。あとはサ
メの肝油と八つ目ウナギ。後者
は特に目によいそうです。

大川周明日記を読む

那須塩原がだんだん極寒になっ
てきた。東京にて新しい石油ス
トーブを新調する。体調管理に
気を配る。ここ半年近く玉葱酢
を続ける。あまりの刺激の強さ
に最初は胃がひっくり返る。海
藻サラダに青しそドレッシング
それに玉葱酢を混ぜ、時間分割
して少しずつ食すると刺激が緩
和され、なかなか美味しい。あ
とはニンニクと人参ジュース。
多忙な仕事の合間合間を縫って
日帰りの天然温泉に出かける。

戦史に関連した考察を続行中。
各國の戦略戦術を比較した興
味深い著作を発見。田村尚也
著「各国陸軍の教範を読む」
という新著であり、これは興
味深く学ぶところが大きい。
旧日本陸軍の「作戦要務令」
や「統帥綱領」などは、それ
単体で見るのでなく、比較し
て掘り下げるといろんなこと
が見えてくる。

仕事が終わった深夜帯、大川周
明日記を読むのが最近の楽しみ

大川周明は多分に文学者的作家
気質の人物。大がかりで大部な
著作には出てこない「本音」や
プライベートな趣味的感情的描
写が読みとれる部分が何とも味
わい深い。大川は夏目漱石より
も森鴎外を高く評価している。
私の趣向性や感性とも合致する
ところではあります。

作戦参謀辻政信の魅力



紅葉が少し残る栃木と福島の県
境・御用邸近くの山中にて撮影

本日の曲(文字をクリック
すると曲が聴けます)

夕空暮色 - GONTITI

GONTITIはまるで詩人
みたいな音楽家ですね

塩と太陽

こちらも名曲

さて本題

辻政信元大佐は今だに賛否両論
ある問題の人物だと言われ、
玉論が主流
との印象です。ノモ
ンハン事件の主犯であり、ガダ
ルカナル戦での日本軍の惨敗に
も重大な責任がある。戦犯とし
て裁かれてもおかしくない人物
だが、艱難辛苦と危険な冒険の
数々を経て、しぶとく戦後まで
延命し、みずからの体験を記述
した著作でベストセラー作家と
なり国会議員に当選。武装中立
論を唱え、自民党主流派の岸信
介たちと衝突を繰り返した。国
会議員として東欧諸国やソ連を
歴訪しチトーやかつての宿敵ジ
ューコフ元帥とも会見している。

ベトナム戦争の初期、ホーチミ
ンに会いに行くと伝言し、国会
議員のまま僧侶に変装してラオ
スに潜伏中、行方不明となった。

倫理的な断罪や、戦争指導に関
する戦略的視点からの手厳しい
批判も多い。辻のすべてを擁護
するのではないが、問題点も含
め語られ続けているという事実
こそが善悪含めたこの歴史的人
物の磁石のような魅力なのだと
私は思います。

勿論、辻にも長所短所がありそ
の両方共がとんでもなくスケー
ルが大きかった。常に弾の飛び
交う最前線に自ら足を運び、末
端最下級下積みの無名兵士たち
と言語を絶する苦労を共にした。
火の中の栗を自分で拾い権力の
腐敗や贅沢を嫌った。喧嘩ばか
りする問題児だったが、弱いも
のいじめは絶対にやらなかった。
憎まれ役をみずから買って出る
のみならず、汚れ仕事も積極的
に引き受けた。情に篤い人情家
の反面、冷酷なマキアベリスト
的側面はたしかにあったかも知
れない。総体として矛盾だらけ
の人間である。

陸大を優等で卒業、軍刀拝受組
だが、自分と同類の階級エリー
トを嫌い、現場からの叩き上げ
で苦労人の将校にシンパシーを
寄せ続けた。現場の兵士たちの
近辺にて危険を顧みず走り回っ
たため、彼らからは神のごとく
讃美されカリスマ的人気を誇っ
た。永田鉄山や東條英機に連な
る統制派に属するも、何度か東
條の逆鱗に触れ最前線の現場に
飛ばされている。岸信介などは
戦後の回想録の中で辻をくそみ
そにけなしている。辻をきびし
く断罪し批判する論者や文献は
今でも数限りない感じです。

いろいろ言われ続けている人物
であり、手放しで賛美したり擁
護するつもりはないが、「憎み
きれないろくでなし」であるこ
もまたまぎれもない事実でしょ
う。飛び抜けて優秀だが、本質
的にアブノーマル。バランスを
著しく欠いている。ただし、
と一歩で英雄になりそこねた人
というのが私の率直な印象。

ベストセラー作家としての辻は
終戦後、戦犯指名と連合国によ
る死刑を回避すべく逃げて廻っ
「潜行三千里」ノモンハンや
ガダルカナル戦への生々しい回
想録、時事解説や選挙戦の体験
的心得を書いたもの、満州にお
ける東亜連盟への追想、果ては
空想未来小説型の批評めいた作
品まであり、やや誇張や粉飾、
自己宣伝癖も混在しつつ文才が
あって非常におもしろい感じ。
関東軍による満州統治の内幕を
洗いざらいぶちまけた「亜細亜
の共感」
などはお薦めです。

プロフィール

栃木の仙人

Author:栃木の仙人
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